【会話力】従業員のモチベーションを高める方法|管理者のための5つのポイント

 従業員のモチベーションを向上させるために、多くの経営者、管理者が頭を抱えていることでしょう。手塩に掛けて育てた従業員が辞めることは会社にとっても大きな損害となります。今回は、従業員のモチベーションを維持し、企業の発展に向け、仕事をしていくためのポイントをお伝えしていきます。

モチベーションを高める方法:5点

 管理職が直属の部下のモチベーションを高める最も効果的な方法は、「効果的なコミュニケーション」です。ただ会話をすれば良いという訳ではなく、適切なタイミングで、適切な声掛けを実施していくことが大切です。具体的にどのようなポイントでコミュニケーションをとればいいか見ていきましょう。

①良くできた仕事を認める・褒める

 従業員のモチベーションを高めるには、メンバーが良い仕事をした時に褒めるということが大切です。褒めるという単純な行為でも、従業員の士気に大きな影響を与えることが出来ます。

 従業員の業務に対してポジティブなフィードバックを行うことで、従業員は自分の役割を評価されていると感じます。正当に評価されていると感じた従業員は、最高のパフォーマンスを続けようとモチベーションが高まり、また褒められることで1年以内に今の仕事を止める可能性も低いというデータもあります。

ネガティブなフィードバックを行いがちですが、良いところを探して、積極的にポジティブなフィードバックを行っていきましょう。

②自主的に行動できるようにする

 従業員の自律性が高いほど、仕事に関した幸福度も高いことが示唆されています。具体的には、仕事場所(オフィスなのか自宅なのか)、スケジュール、仕事のペース、タスクを完了させる順序等に柔軟性を持たせることで、従業員の満足度は向上するとされています。

 業務の中にどうやって自律性を取り入れるか分からない場合、焦りは禁物です。すぐに全ての従業員の自律性を高めることは不可能なため、少しずつ進めていくことが大切です。ここでは簡単に出来る戦略2点をお伝えします。

●報酬としての自律性
 -個人や会社の目標を達成した時に、勤務スケジュールや勤務地を選べるようにする
●ポイントだけの確認
 -重要なマイルストーンのみ管理しつつ、その他の実行スタイルは従業員が好きに実施

上記のように、報酬として社員の自律性を選択できる機会を与えることや、あえて確認の機会を減らすことによって、従業員の裁量を増やし、会社への満足度を高めるきっかけとなります。

③従業員を目標設定に参加させる

 従業員のモチベーションを高める際に、「組織のために何をすべきか、なぜ自分が必要なのか」を明確にすることが必要です。従業員が会社の目標を理解し、自分の行動が目標に向かって影響を与えていることを認識しやすくなるからです。

 全ての従業員が、会社のために必要であると理解し、会社の目標に向かって一丸となって取り組むことで、会社としてもより一層業績を上げることに繋がります。ただ一方で「全ての従業員が組織に必要であることを理解し、行動できる」と思い込むことは危険です。管理者としては、部下一人ひとりと向き合い、個人個人がモチベーションを保てるように、目標の伝え方、個人の役割を伝えていく必要があります。

④尊敬し合う人間関係構築を促進

 尊敬は、管理者と従業員間だけの関係だけではなく、多くの人間関係において強力な動機付けとなります。アメリカで実施された社会人を対象にした調査では、従業員は「尊敬を示す能力」を最も重要なリーダーシップ行動として評価しており、リーダーシップによって尊敬されていると感じた人は、感じていない人に比べより仕事へのモチベーションが高いことが明らかとなっています。

 一方で、多くの組織では、自分のリーダー(上司)から尊敬されていると感じていないと回答しています。従業員を尊敬し、尊重するということが大切です。1対1のミーティングであったり、メール等でのフィードバック時に、尊敬の念を持ったやり取りを心がけましょう。

⑤業務評価プロセスを再考する

 定期的に従業員の業績を評価することは、企業や経営者が従業員の成果を測定するための一般的な動きになります。ほとんどの組織が何らかの規則にのっとった正式な評価が存在し、基準に元に従業員の働き様を評価します。管理者は従業員がどれだけ目標に向かって行動しているか、会社の成功に貢献しているかを示すことで、従業員のモチベーションを向上させることにもつながります。

 しかし残念ながら、理想と現実は一致しないことが多く、業績評価を受けることで向上心が湧いてくる従業員は少ないとされています。もし業績評価が思うような効果が出ていない場合は、プロセスの見直しが必要です。年1回の評価ではなく、四半期に1回行う等、期間の工夫や、従業員同士からのフィードバックを可能にする等様々な方法があります。

従業員のモチベーションを高める360度評価については下記記事も参考にしてください。

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360度評価って何?周囲の人からの評価を見える化し、自分・社員のモチベーション向上へ

明確なコミュニケーションについて

 従業員のモチベーションを高めるためには、前章での5つのポイントに加え、冒頭で述べたように明確なコミュニケーションが必要となります。マネジメントにおいて、従業員やチームメンバーと明確かつ効果的なコミュニケーションをとる能力ほど重要なスキルはありません。上記の5つのポイントもいかにコミュニケーションを上手くとっていくかが成功の鍵となります。

 従業員が期待に応えた場合や、期待以上の成果を上げた時には、それを認め、感謝と価値を伝えることが必須です。従業員がより自律的に動けるようにするためには、従業員への期待を明確に伝え、効果的にタスクを譲渡する必要があります。

 また目標設定に従業員を参加させる場合には、時に複雑な戦略的な目標を誰もが理解できるように噛み砕いて伝える力も必要となります。社員と尊敬しあう関係を築くためには、個人を尊重する力、ビジネスや社会的な常識等を理解しておく必要もあります。

 最後に、従業員のパフォーマンスを効果的に振り返るためには、従業員に対する期待を明確にし、目標と改善のための道筋を明らかにすることに協力的でなければならないということです。組織内の管理者・マネージャとして従業員を管理するためには、コミュニケーションスキルを十分に身に着けることが重要です。コミュニケーションは先天的なものではなく、練習を繰り返すことによって習得可能なスキルですので、積極的に高めていきたいものです。

360度評価のおすすめシステム3選

カオナビ|株式会社カオナビ

https://www.kaonavi.jp/

●料金
・使用するサービス、人数ごとに変動
 ※カオナビサイト上で、シミュレーション可能

●ポイント
・顔写真を用いて、直感的に社員情報を把握することが出来ます。
・360度評価以外にも様々な人事評価に対応しており、現行の運用・評価方法を変えることなく、スムーズに導入することが出来ます。

360度評価支援システム|株式会社Fusic

●料金
・初期設定費用:¥100,000
・利用料金:ユーザー数により変動
  ~30:¥40,000
  31~50:¥50,000
  51~100:¥60,000 等

●ポイント
・評価がシンプルで簡単なため、短時間で360度評価を行うことが出来ます。
・利用時のみ課金対象です。管理画面は課金対処ではないので、調査を実施する時だけ費用がかかるため、コスト削減につながります。

評価ポイント

https://www.seagreen.co.jp/hyoka/

●料金
・初期費用:¥50,000
・月額料:7000円~

●ポイント
・簡単でシンプルな人事評価システムのため、導入・運用がスムーズ。
・独自の社内通貨を設定することで、従業員はたまったポイント等を福利厚生に使用することが出来ます。

まとめ

 従業員のモチベーションを高める方法はいかがだったでしょうか。色々なテクニックはあるものの、一番大切なことは、従業員を尊敬・尊重し、真摯にコミュニケーションをとることです。従業員のモチベーションを高めることは、会社の利益向上に繋がることでもあるので、管理者の皆様はぜひ上記のポイントを試しながら、マネジメントを実施してみてください。部下の育成やモチベーションの上げ方に悩む管理者の皆様の気づきのきっかけになれば幸いです。

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