【TED図解;会話術】より良い会話をするための10の方法

仕事を円滑に進めていくためにも、人といかにうまく話をするかが大事になってきます。多くの人がうまく話せるようになりたいと思うものの、具体的に何をしたらいいのか分からないと悩んでいることでしょう。本記事ではTEDの人気トークから、より良い会話をするための10のルールを紹介していきます。

スピーカー;セレステ・ヘッドリーについて

◆Celeste Headlee(セレステ・ヘッドリー);1969年生まれ
◆職業;アメリカのラジオジャーナリスト、作家、パブリックスピーカー

会話の現状について

思考の二極化

現代社会において、思考の二極化が進んでいます。他の人と話すときにまずは雑談から入るという人も多いのではないでしょうか。雑談の鉄板ネタとなる「今日は天気が良いですね」のような会話でさえ、相手の捉え方によって対立が生まれてしまう可能性もあります。

全ての人が自分の意見をもち、SNS等で簡単に発信できる世の中だからこそ、人と人の意見の対立が耐えないのです。

対面スキルの低下

インターネットやスマートフォンの普及により、昔と比べ、コミュニケーション方法が多様化し、人と話すという機会が減っています。多くの人はチャットなどのテキストベースのコミュニケーションが増え、対面で誰かを話すスキルが磨かれていない事が多いでしょう。そのため、チャットではうまく自分の意見を伝え、相手の意見を聞くという双方向のコミュニケーションが出来ていても、対面になるとうまく話せない人もいます。

対面の会話スキルは、何もしなくても向上するものではなく、人と会って話す中でしか磨かれていきません。今回の記事では、人と会話していく中で大切にしたいポイントをお伝えしていきます。

より良い会話への10の方法(前半)

①ながら禁止

人と話すときに、何かをしながら話すことはやめてください。例えばスマートフォンを触りながら話したり、仕事中にパソコンを触りながら人の話を聞く等、相手からすると真摯に向き合ってくれているのか不安になります。

その瞬間に集中し、会話をする人に全集中する、そのことがより良い会話への第一歩です。

②一方的に話さない

相手と話す時は、相手の話を聞く準備が整っていることを示してください。自分が一方的に話すと相手は話す気も聞く耳も持たないでしょう。自分の意見は一旦横においておき、相手の話に集中してみてください。

「誰もが何かの専門家」という気持ちで相手から素直に学ぶ気持ちがあれば、相手も心を開き、本心を話してくれる可能性が高いでしょう。どんなことからも学ぶ姿勢をもち、会話に臨みましょう。

③自由回答の質問をする

相手の考えるきっかけとなる質問をすることが会話を盛り上げるポイントとなります。相手が「はい」か「いいえ」で答えられる質問をしてしまうとそこで会話が途切れてしまいます。一方で相手に問いかける質問をすることで、その後さらに深掘りをしていくことが出来るため、会話をスムーズに続け、相手の意見を聞く事ができます。

質問の際には、5W1Hを心がけて質問をしてみてください。

  • Who;誰が
  • What;何を
  • When;いつ
  • Where;どこで
  • Why;なぜ
  • How;どのようにして

相手の琴線に触れる質問を繰り返していくことで、相手からより核心に迫った話を引き出すことができます。

④流れに身を任せる

相手と話す中で、自分の思ったこと、感じたことを素直に伝えましょう。また会話中に他の考えを思いついてしまったとしても関係のない話は流しましょう。相手との会話の中で自分の思考の赴くままに、その瞬間の会話を楽しみましょう。

⑤知らないことは知らない

知らないことを知っていると見栄を張っても良いことはありません。知らないことは知らないときちんと伝え、自分が知っていることを話すことに注力してみてください。

会話の中で自分を変に取り繕う必要はなく、知らないことはその場でも後からでも学べば良いのです。

より良い会話への10の方法(後半)

⑥相手の体験に重ねない

相手の話を聞く中で、どうしても自分もわかる!という気持ちになり、話を被せにいきたくなります。より良い会話をするためにはグッとその気持ちを押さえてください。

全ての体験はその人個別のものであり、似たような経験であっても同じではないのです。相手の話を聞き、共感することが目的であり、相手の話に自分の話を重ね、自分の話をすることが目的ではありません。

⑦何度も繰り返さない

言葉巧みに同じ内容のことを繰り返し主張することは避けましょう。大事なことは何回も伝えたくなりますが、聞き手からすると押し付けがましく、最終的には退屈に感じます。

自分の言いたいことは、一回の発言で伝え切る意識を持ちましょう。

⑧細かいことに拘らない

年号や名前、日付が多少間違っていたとしても会話の中で気にする人は少ないでしょう。些細なことに気を取られ、話が散漫になってはいけません。細かいことは気にせず、ざっくり話すことを意識しましょう。

⑨聞くこと

相手の話をきちんと「聞くこと」、意識していても中々できないことです。実は話すことよりも聞くことの方が難しいのです。

なぜ人は話すよりも聞く事が苦手なのかは、脳の処理能力の影響も関係しています。人は1分間に225語話します。一方聞く方は1分間に500語まで処理することができます。その差分を人は無意識にうちに自分が話すことで埋めようとします。そのため、人の話すを聞かずに、自分だけが話す人も多いのです。

相手の言うことに意識を向けることは多大なエネルギーを使います。しかし、話したい気持ちをグッと堪えることで会話を充実したものにすることができます。

⑩簡潔に話す

「良い会話はミニスカートのようだ」

良い会話の例として、上記のような言葉が用いられることがあります。興味が続くぐらい短く、そして重要なポイントをカバーするには十分な長さであることを指しています。

簡潔にかつポイントを押さえた話ができれば、相手との会話はよりテンポよく進むことでしょう。ダラダラと話すのではなく、会話の内容とテンポを意識してみながら話してみてください。

まとめ

より良い会話を行うための10のポイント紹介はいかがだったでしょうか。インターネットやスマートフォン、SNSの普及により人と話す機会も減りました。また新型コロナウイルスの影響もあり、さらに対面で話す機会も減っています。そんな中で会話スキルを磨くことで、より人とのコミュニケーションを実りあるものにする事が出来るでしょう。

会話を行うポイントを理解した上で、その瞬間の会話を楽しむ、それが会話の極意なのかもしれません。仕事を行う上でも自分の言いたいことを伝える、相手の言いたいことを汲み取り、会話する力がとても大切になります。本記事の内容がコミュニケーションスキルを向上させるきっかけになれば幸いです。

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