【AI-OCRを徹底分析】流行のAI-OCRとはどんな技術か紹介していきます

はじめに

AI-OCRという言葉は一度は耳にした事があるワードではないでしょうか。AI-OCRとはOCR技術に学習機能を組み合わたシステムを指し、使い方によっては事務処理等の業務において、強烈な効果をもたらします。とはいえ、OCRとは何なのだろう?という方も数多くいらっしゃると思いますので、ここでは、OCRの基礎的な解説から活用事例までご紹介をしたいと思います。

OCRの概要

ここでは「OCRとはどんな技術なのか?」という基礎的な概念から「実際にどんなシーンで利用できるのか?」という点まで解説をしたいと思います。

OCRとは?

OCRとは’Optical Character Recognition/Reader’の略称で、日本語では光学文字認識と表現します。実はOCRは近年開発された技術ではなく、1900年代の序盤から発明されていました。画像やスキャンデータを読み取り、記載されている文字をデータ化する技術がOCRの簡単な説明になります。開発当初は文字の読み取り精度が低く、普及していなかった技術ですが、近年の技術進歩に応じて読み取り精度が飛躍的に向上し、日常業務でも活用されるシーンが増えてきました。

AI-OCRとは?

AI-OCRとは文字通り、AIとOCRそれぞれの技術を組み合わせた技術を指します。文字認識技術であるOCRにAIの学習機能を持たせる事で文字認識の技術を大幅に向上させています。現在では数々の会社から様々なサービスが提供されており、「フリーフォーマットに強い」「固定フォーマット等の業種に特化している」など多種多様な特徴を持っています。その為、別記事でも解説をしようと思いますが、用途に合った製品選定も重要なポイントの一つです。また、文字認識の技術が飛躍的に向上したと言っても、改ざん防止用紙の読み取りなど特殊な状況下では一気にパフォーマンスが落ちることも想定できる為注意が必要です。

利用シーン

ここまで読み進めていた方にはご想像は容易いかと思いますが、AI-OCRは紙ベースの情報を手入力でエクセルに入力するなど、「紙⇒電子データ」への変換に大きな効果を発揮します。

  • 請求書処理
  • 顧客からの注文書のデータ化
  • 経費精算

などなど、数多くのシーンで活用できることでしょう。また、AI-OCRはCSVデータでの出力に対応している為、RPAとの親和性も非常に高く、「AI-OCR×RPA」は業務効率化の定番となりつつあります。

AI-OCRを用いた業務効率化の具体例

ここでは、AI-OCRを用いた業務効率化の例を紹介したいと思います。

運送業での導入事例

引越業でトップシェアを誇るサカイ引越センター社様での導入事例になります。運送業、特に引越業界というと、人間が手作業でやる業務が多くICT利用とは少し遠いイメージがありますが、労働人口の減少の背景の中、生産性向上に着手され社内利用の帳票をはじめとし、見積書までAI-OCRを利用することで生産性の向上に役立てているようです。

参考:https://dx-suite.com/casestudy/2020/12/01/uservoice33

自治体業務での導入事例

東京都武蔵野市様での導入事例になります。昨年の特別定額給付金交付の際の処理のおいてAI-OCRを活用し、7万件を超える自動処理を実現し約75%(約43.8日分)の稼働削減効果をもたらしたようです。

参考:https://www.jt-tsushin.jp/interview/jt27_ntt-east/

おわりに

今回は業務効率化のトレンドであるAI-OCRの解説を致しましたが、如何だったでしょうか?紙の資料自体の是非が問われてはいますが、すべての紙が電子データに置き換わる事までには少々時間を要する事が想定されますし、AI-OCRと業務効率化は切っても切り離せない関係になりつつあります。別の記事ではAI-OCRの具体的なサービス紹介を執筆いたしますので是非そちらもご一読下さい。

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