【導入手順付き】Microsoft Clarityの設定方法と使い方を解説!日本語化は?何ができる?含めて解説

Microsoft Clarityは、サイト上のユーザーの操作を「見える化」してくれる無料ツールであり、ウェブサイトの改善には必要不可欠な存在です。

この記事では、ウェブサイト改善に役立つMicrosoft Clarityについて、概要から設定方法、基本的な使い方、やっておきたい設定まで網羅して解説しています。

実際に筆者がMicrosoft Clarityを設定しながら書いていますので、本記事を読みながら設定をすれば10分もかかりません。ぜひ実践してみてください。

この記事でわかること
  • Microsoft Clarityの概要
  • Microsoft Clarityの導入方法
  • Microsoft Clarityの活用方法

Microsoft Clarityとは?

Microsoft Clarityは、マイクロソフトが提供している無料ウェブ解析ツールです。

サイト分析に必要な機能が十分に揃っており、さらに無料で使えることから、多くのマーケティング担当が活用しているサービスです。

Microsoft Clarityで出来ること

Microsoft Clarityでは、以下のようにサイト上でのユーザー操作を「見える化」することができます。

  • サイト訪問人数は何人か?そのうちすぐに離脱した人は何割?
  • サイト上でどんな行動をしたのか?
  • どこをクリックして、どこまでスクロールしたのか?

では、実際にMicrosoft Clarityが役立つのはどんな場面でしょうか?

例えば、サイトからのお問い合わせ率が悪い場合、Microsoft Clarityのレポートを見れば、お問い合わせボタン近くの誤クリック率や、問い合わせのどの入力画面まで進んでいるのか?を知ることができます。

また、訪問数が多くてもサイトのアフィリエイトが上がらない場合、コンテンツのどこまではスクロールされ、どんな広告ならクリックされているのか?を調べることで、コンテンツの改善に繋がります

サイトのユーザの行動を把握し、その動きに合わせて改善する。

このための重要な情報を与えてくれるのがMicrosoft Clarityなのです。

日本語で利用できる?

Microsoft Clarityは2021年5月現在、日本語版は提供されていません。

しかし、以下画像ようにChromeの拡張機能である翻訳機能利用により、日本語で確認することが可能です。ただ、翻訳機能だと少しおかしな日本語になったり、レイアウトが少し崩れることにご注意ください。

Chrome拡張機能で日本語へ翻訳
日本語で表示されたが「Clarity」が「明快さ」になる等、変な言葉がある。。

Microsoft Clarityの設定方法

Step1:Microsoft Clarityのアカウントを作成

Microsoft Clarity用のアカウントを作成します。

まず、公式HPに接続し、「Get started」をクリックします。

そうすると、サインアップの画面が表示されます。

サインアップの方法は以下3種類あるため、好きなアカウントでログインしてください。
 ①マイクロソフトアカウント
 ②Facebookアカウント
 ③Googleアカウント

Facebookアカウントでログインすると「メールを入力して下さい」と言われるので入力します。

これでサインアップは完了です!

Step2:プロジェクトの作成

次に、Clarityで使用するプロジェクトを作成します。

Step1最後にあるメール入力が出来たら、「New project」の画面が表示されますので、以下項目を入力してください。

  • Name :プロジェクトの名称(後で変更可能です)
  • Website:あなたのWebサイトURL
  • Site category:サイトの種別(機能には影響しないので、適当でも問題なし)

また、ここでキャンセルを押すことも可能です。その場合、以下画像左上に見えている「ADD NEW PROJECT」をクリックしてプロジェクトを作成してください。

これでプロジェクト作成完了です!

Step3:トラッキングコードの設置

次にトラッキングコードを設置します。

プロジェクトを入力すると、以下のようなトラッキングコードが表示された画面に移動します。

トラッキングコードとは、Webサイトに訪問したユーザの操作を記録するためのコードのこと。正しく埋め込むことでデータの取得ができます。

トラッキングコードが取れたら、サイト上の<head>の直後にトラッキングコードを貼り付けみます。

ワードプレスを利用している場合、「外観」→「カスタマイズ」→「アクセス解析コード・headタグ」にある、「<head>タグ内」の部分にトラッキングコードを入力してください。

これでトラッキングコードの埋め込みは完了です!

参考:トラッキングコードの画面を消してしまった場合

もしトラッキングコードの画面を消してしまってもご安心ください。「Setting」→「Setup」をクリックすることで、トラッキングコードが表示される画面に移動することができます。

Step4:データが取れているか確認

トラッキングコードの埋め込みが出来たら、2時間ほどまった後、データが取れているかを確認してみましょう。

Microsoft Clarityにログインし、作成したプロジェクトをクリックしてログインします。

ログイン後表示されるDashboardにデータが表示されれば、正しく取得できています。

参考:データが取得できていない場合

データが取得できていない場合、以下画面が表示されます。

この場合、データが収集できていない可能性があります。作成直後の場合は、データが足りないパターンが考えられますので、2時間ほど待ってから再度確認してみてください。

それでも表示されない場合は、トラッキングコードが間違っている可能性が高いので、貼り付けたトラッキングコードに間違いがないか?貼り付ける場所が<head>の下になっているか?を確認してください。

やっておきたいMicrosoft Clarityの操作

ここでは、Microsoft Clarityを始めたらやっておきたい2つの操作について解説します。

Google アナリティクスとの連携

Microsoft Clarityは、Googleアナリティクスと連携することで、ユーザの操作ログとGoogleアナリティクスのデータを合わせて確認することが可能です。

例えば、Googleアナリティクス上で表示された滞在率が高いユーザを選択し、どんな操作をしているのか?をClarityで確認することができます

ではその設定方法について解説します。

まずMicrosoft Clarityの「Setting」にて、Googleアナリティクスの見出し下にある「Get started」をクリックします。

クリックしたら、アカウント確認画面に移りますので、Googleアナリティクスと連携しているアカウントを選択してください。

アカウントを選択すると、権限の確認がされますので「許可」をクリックしてください。

選択内容を確認し「許可」をクリックしてください。

アカウントに複数のGoogleアナリティクスサイトが紐づいている場合は、連携するサイトを選択してください。

これでGoogleアナリティクスとの連携は完了です!

他メンバーとの共有

Microsoft Clarityは、他メンバーと共有して確認することが可能です。チームで管理している場合、メンバーに計測結果だけを確認してもらうことができます。

では、設定方法を解説します。

まず、Microsoft Clarityのサイトに入り「Setting」→「Team」をクリックしてください。

Teamの画面が表示されたら、「Add team member」をクリックしてください。

sそう

そうすると、以下のようにメンバーのメールアドレスと役割を入力する画面が表示されるため、入力して「Add」をクリックしてください。

これでメンバー追加は完了です。

Microsoft Clarityの使い方(基本機能)

Microsoft Clarityではサイトに関する多種多様なデータを見ることができますが、漠然と確認するだけでは、分かることはほとんどありません

重要なのは、その情報の意味、つまりユーザ行動の「質」を知ることです。

ここではMicrosoft Clarityの基本機能である。「Dashboard」「Recordings」「Heatmaps」の3つを軸に、サイトの現状を正確に把握する方法を解説します。

Dashboard(ダッシュボード)

まず最初に見るべきは、Dashboard(ダッシュボード)のサイトに訪れたユーザの全体像です。

Dashboardでは、セッション数やユーザ数、ユーザが使用しているデバイス・OS等の基本情報の他に、平均スクロール率やデッドクリック、クリックレイジ(怒りのクリック)、JavaScriptエラー等のユーザのサイトに気持ちを示す指標を確認できます。

平均スクロール率が低いなら、序盤の引き込み分が微妙で、コンテンツを読む気がなくなっているのかもしれません。デッドクリックが多いなら、問い合わせボタンが見づらい、またレイアウトがボタンのように見えてノイズになっているのかもしれません。

このように、ユーザビリティを低下させるような情報をここで見つけることができます。

Heatmaps(ヒートマップ)

次に見るべきはHeatmaps(ヒートマップ)です。

ヒートマップでは、デバイスごとに、クリックとスクロールの状況を確認することができます。

ここで、サイトのどの部分がよくクリックされているのか?サイトのどこで離脱されているのか?について、視覚的に確認することができます。

例えば、ある項目での離脱率が高いのであれば、そのコンテンツは不要もしくは場所を移動した方がいいのかもしれません。

このように、ユーザの感覚を視覚的に表示することで、サイトの問題点を発見することができます。

クリックされているところが赤く表示される
スクロールの頻度が色ベースでわかる

Recordings(画面録画)

最後に確認すべきはRecording(画面録画)です。

Recordingでは、特定ユーザに着目して、そのユーザがサイト上でどんな操作をしたのか?を確認できます。例えば、コンバージョンを達成したユーザが、サイトのどの部分を見て、問い合わせに至ったのか確認することができます。

また、問い合わせ途中で離脱したユーザがどこまで入力し、どこで手を止めて離脱したのかを確認することも可能です。

このように、特定ユーザの行動から、サイトの問題点を見つけることが可能です。

まとめ

今回はMicrosoft Clarityの概要と導入、活用方法について解説しました。

サイト運営において、操作ログの確認はかなり重要かつ基本です。

訪問者の動きを知ることで、サイトにどんな課題があるのか?を見つけ、どの方向に向かうべきかの判断をより的確に行うことができます。

Microsoft Clarityを知ることで、サイト価値の向上につなげることができます。奥が深いツールではありますが少しずつ理解を深め、サイトを改善していきましょう

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