テレワークの推進などでビジネスチャットを導入する企業は増えています。会社に集まって会議や直接コミュニケーションを取ることが難しくなった今、よりチャットなどのテキストベースでのコミュニケーションのあり方が見直されています。
業務を円滑に進める上で必要不可欠なチャットツールについて、おすすめツールを紹介していきます。選ぶ際には、価格や機能も大切ですが、何よりも実際に使えるかの検討が必須です。本記事では、実際の画面で触って選べるデモ機能も用意していますので、ぜひ検討材料としてください。
Contents
テレワークにおけるビジネスチャット活用について
内閣府が実施している調査の中で、テレワークの実施率やメリット・デメリットが述べられています。ビジネスチャットの導入検討にも役立つので、メリット・デメリットを抜粋して紹介していきます。内閣府の報告省をもっと見てみたい方は下記リンクから参照してください。
◆新型コロナウイルス感染症の影響下における生活意識・行動の変化に関する報告書
ー2020年6月21日 内閣府
◆第2回 新型コロナウイルス感染症の影響下における生活意識・行動の変化に関する調査
ー2020年12月24日 内閣府
テレワークのメリット・デメリット
◆メリット
①通勤が不要になる
②休憩時間・隙間時間を有効活用できる
③息抜きや気分転換がしやすい
◆デメリット
①社内での気軽な相談・報告が困難
②取引先とのやり取りが困難
③画面を通じた情報のみによるコニュニケーション不足やストレス
テレワークには様々なメリットはあるものの、デメリットもあります。より円滑に業務を進めるためには、気軽に連絡を取れるビジネスチャットツールの導入も検討してみてください。
ここからはおすすめビジネスチャットと、選び方を紹介していきます。
「無料」ビジネスチャットのおすすめ4選
ここからはおすすめの「無料」ビジネスチャットを紹介していきます。実際の画面を触りながら、説明を確認することができるので、気になるチャットはぜひ触ってみてください!
チョイするでは導入検討時に確認したい機能を手軽に確認できます。
・実際の画面(ユーザーインターフェース)はどうなのか?
・どういう機能があり、操作性はどうか
・誰でも簡単に使えそうか
無料ユーザー登録なども不要なので、気軽にお試しください。
※Adobe XDで作成しているため、実際の仕様とは完全に一致しないことはご理解ください。
その①:chatwork

- Chatwork株式会社が開発した国内利用者数No.1(導入企業数317,000社)のチャットツール
- 個人チャット、グループチャット機能の他、タスク管理やファイル管理、通話も可能
- 料金プランは3つ。基本機能は変わらないので、無料でも問題なく利用可能
①フリー(¥0/月) :基本機能を利用可能
②ビジネス(¥500/月) :広告を非表示にすることが可能
③エンタープライズ(¥800/月):端末制限等、管理機能を充実させたい企業向け
以下はデモ画面となりますので、chatworkを使ってお試ししてみてください!
画面が小さくみづらい場合は、コチラで大画面で利用することができます。
その②:teams

- Web会議とチャットツールの一体型
- カレンダー機能もあり、スケジュール管理も可能
- 無償版から利用が可能です。
Teamsの基本機能のデモ画面です。
使用感を事前に確認したい方は、ご参照ください!
大きな画面で確認したい場合はコチラを確認ください。
その③:slack

- チャットに特化したサービス
- シンプルなUIで直感的に使用することが出来ます料金プランは、公式サイトでフリープランと有料プランの比較があります!
slackの基本機能のデモ画面です。
ユーザーインターフェースを事前に確認したい方は、お試しください!
その④:elgana(エルガナ)

- NTTネオメイトが開発したNTTグループでも使用されているチャットツール
- 個人チャット、グループチャット機能の他、既読管理が特徴的でおすすめ
- 料金プランは2つ
①無料プラン(¥0/月):トーク数制限あり
②ベースプラン(¥330/月):機能に制限はなし、有人のヘルプデスクあり
elganaの基本機能のデモ画面です。
ユーザーインターフェースを事前に確認したい方は、お試しください!
画面が小さい場合や、大きく表示したい時はコチラを参照してください。
ビジネスチャットの選び方3点
ビジネスチャットはその名の通り、業務上で使用するコミュニケーションツールになります。そのため、LINEなどの個人向けのチャットとは異なり、ファイルの受け渡しやグループ管理等、業務上で必要な機能が追加されていることも多いです。
ビジネスチャットは、サービスごとに特色があり、機能もさまざまなため、自社に最適なサービスを選んでいくことが大切です。ここからはビジネスチャットの選び方3点をお伝えしていきます。
ポイント①:使用用途
ビジネスチャットを導入することで円滑なコミュニケーションを促進することができます。しかし、現状の業務の方法に合わないチャットツールを導入すれば、チャットツール導入の効果は半減してしまいます。自社がどのようなコミュニケーションをとっていきたいのかを確認し、最適なサービスを選択しましょう。
確認すべき項目
●利用者の絞り込み
どんな用途で、いつ、誰か使うのかを明確にしておきましょう。
●ファイルの受け渡しの必要性
資料をチャットツールでやりとりすることが必要な場合は、ファイルの受け渡しに対応しているチャットツールを検討する必要があります。チャット機能だけでいいのか、他の機能も追加であったほうがいいのかは事前に確認しておきましょう。
●既存サービスとの親和性
ビジネスチャットツールの中には、他のシステムとの連携が容易なものもあれば、難しいものもあります。また現在別のチャットツールを使用している場合には、データを引き継ぐ(移行する)可能性もあるため、自社で利用している現在のサービスとの兼ね合いは必ず確認すべきポイントです。
ポイント②:利用人数
ビジネスチャットをどのくらいの規模で使用するかを考えましょう。部門内や特定のグループでの使用であれば、小規模のチャット機能のみで良いかもしれません。
一方、全社的な導入であったり、1,000人を超えるような場合には、グループ管理などがしやすいか、ユーザー追加が容易かなど別の観点も検討のポイントとなります。
導入の際には、自社の利用人数に耐えうるサービスかどうかも確認しておきたいです。
確認すべき項目
●小規模:チーム、部門での導入など
・シンプルなチャットツールのみで良いか
・今後拡大予定(ユーザー数の増加)はないか
●大規模:全社での導入、大企業1,000人〜
・アカウント、グループ管理の容易性
・サーバーの容量 等
ポイント③:使い勝手
機能や利用人数が決まった後は、実際のどのサービスが使いやすいかが大切なポイントになります。実際に使い勝手を試してみて決めたいところですが、トライアルがないサービスもあります。チョイするでは実際の画面の操作に近い環境をデモ画面として提供しているため、興味があるサービスがあればぜひ、試してみてください。
確認すべき項目
●導入にあたっての難易度が適切か
・初心者でも使えるツールなのか、それとも一定数のスキルが必要なのか
・導入にあたってのマニュアルや動画コンテンツなどのサポートがあるか
+α:ビジネスチャットの選び方【記事紹介】
より詳細にビジネスチャットの選び方を知りたい方は、ぜひ下記記事も参考にしてしてください。
まとめ
ビジネスチャットについておすすめツールの紹介と、導入における検討ポイントはいかがだったでしょうか。サービスを導入する際には、実際に触ってみてどうかということがとても大切な要素となります。チョイするでは、実際の画面を想像しやすい検討の助けとなる画面デモを提供しています。本記事が皆さんの検討の一助となれば幸いです。
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